「駿台予備学校」サイトのスマートフォン対応

ジーンコードによって、既存のウェブサーバーやCMS、コンテンツに変更を加えることなく、 低コストで、短期間に、スマホへの最適化を実現できました。

エスエイティーティー株式会社 IT推進事業部 学園システム設計実装担当

課長代理 横山 賢氏(左)

主任 島田 奈穂子氏(右)

SATTについて

大学受験予備校である「駿台予備学校」を中心に、専門学校、幼稚園、小・中・高等学校、大学、海外校などを展開する総合教育機関「駿台」。2018年には創立100周年を迎えます。

そんな駿台グループの一員であるSATT(Sundai Advanced Teaching Technology)は、1986年にITラーニングの専門企業として設立され、人材教育を効率的かつ効果的に行う「ラーニングソリューション」をグループ内外の企業に提供しています。同社駿台IT推進事業部では、駿台グループのインフラ情報整備から学生指導・受付業務にいたるシステムの開発・提供を担当。ハードウェア・ソフトウェアの両面からグループ内のさまざまな事業を支援しています。

駿台予備学校、エスエイティーティー

「駿台予備学校」のホームページでは、スマートフォン(以下、スマホ)への本格的な対応を実現するにあたりジーンコードを採用しました。その経緯と効果について、同ウェブサイトの構築・運用を担当するエスエイティーティー株式会社(以下、SATT)のご担当者に詳しく伺いました。

【利用状況】「駿台予備学校」ウェブサイトのスマホ最適化をジーンコードで実現

— ジーンコードを利用しているウェブサイトおよびスマホの対応状況を教えてください。

「駿台予備学校」のPC用ウェブサイトをスマホ対応するためにジーンコードを利用しています。ウェブサイトは、2012年9月に全面リニューアルを実施しました。当時は、スマホに対する最適化は実施していませんでした。2014年1月よりジーンコードを導入し、本格的なスマホ対応を開始しました。同サイトの構築・運用・管理は、SATTの駿台IT推進事業部で担当しています。

駿台予備学校 PCサイト
駿台予備学校 スマホサイト

【導入前の課題】 サイトをリニューアルした頃から、スマホからのアクセス数が急増

— ジーンコードを導入した経緯を教えてください。

ウェブサイトの全面リニューアルを計画した当時、スマホからのアクセス数はそれほど多くありませんでした。スマホよりもフィーチャーフォン(ガラケー)からのアクセス数のほうが多く、PC用コンテンツとは別にフィーチャーフォン用コンテンツを作成・管理しなければならない状況でした。そのため、スマホ用コンテンツをさらに作成・管理したり、スマホに対応したレスポンシブWebデザインですべてのコンテンツを作成するという余裕はありませんでした。

また、CMSを選定する際も、会員ごとに動的なページを運用できる機能(マイページ)や、模試の結果をPCから確認できる機能、基幹システムとの連携を優先し、スマホ対応に関しては重要視しませんでした。

しかし、サイトのリニューアルを実施した頃からスマホのアクセス数が急増し、PCからのアクセス数を上回るようになりました。そのため、スマホの最適化を実施することになりました。

作業や運用の負荷を考えると、スマホ用のコンテンツを別途、管理するという選択肢はなく、新しいCMSを導入したばかりでしたので、再度CMSを刷新するという考えもありませんでした。

そのため、まずはCMSのバージョンアップで対応することを検討したのですが、詳しく調べてみるとバージョンアップをしても既存コンテンツの全面改修が必要で、バージョンアップ費用もかかります。コスト負担、手間、時間を考えると、この方法は諦めざるを得ませんでした。

そこで、既存のCMSやコンテンツを活かしてスマホへの対応を実現する方法を模索した結果、「PCサイトのコンテンツをスマホ用に変換する仕組み」を導入する方向で検討をすることにしました。

【選定要件】 重要視したのはセキュリティーと運用のしやすさ

— 「PCサイトのコンテンツをスマホ用に変換する仕組み」を選定したときの要件などがあれば教えてください。

一番の要件はセキュリティーです。「駿台予備学校」のサイトでは、在校生はもちろん、模試やイベントに参加する学生、その保護者といった個人情報を取り扱いますので、セキュリティーが担保されていなければ、どのように優れた仕組みやサービスでも採用はできません。

具体的には、ASPやクラウドサービスのような社外でデータを取り扱うサービスの採用は難しく、社内のオンプレミス環境で運用できる仕様であることが必須要件でした。

もう1点、要件を挙げるとすれば運用のしやすさがポイントとなりました。「駿台予備学校」のサイトはボリュームも多く、入学関連や季節ごとの講習、イベントなど、頻繁かつ大量にコンテンツの追加・修正作業が発生します。そのため、運用にかかる手間やコストはできるだけ抑えたいと考えました。

— 機能面での要件などはありませんでしたか。

正直なところ、選定の段階では細かな機能に関して要件として考える経験や知識もありませんでした。そういう意味では、単にツールやサービスを提供してもらうだけでなく、スマホ最適化のコンセプトや考え方などの相談に乗ってくれるベンダーや販売店から導入できれば理想的でした。

課長代理 横山 賢氏

「頻繁かつ大量にコンテンツを追加・修正するので、手間がかからずシンプルにスマホ対応ができる仕組みを導入したいと考えました」(横山氏)

【選定理由】 導入のしやすさとコストパフォーマンス、サポート対応を評価

— ジーンコードの導入を決めた理由を教えてください。

ジーンコードを採用した主な理由は、次の5つとなります。

(1) 既存のシステムに変更を加えることなく、自社内で導入・運用が可能

ネットワーク内にジーンコードのサーバーを新設するだけで、スマホ変換の対応が可能( プロキシーサーバー型※)であること。ウェブサーバーやCMSに変更を加える必要がなく、オンプレミス環境で運用できるのは、セキュリティー面も含め当社にとって理想的な仕様でした。

また、これまでと変わらないシングルドメインで利用できるという点も選定のポイントとなりました。

※ジーンコードは、プロキシーサーバー型以外にも、ウェブサーバー同居型、プライベートクラウド型でも導入が可能です。

(2) テンプレートの制作・編集が容易

実際の画面のイメージを見ながら変換ロジックのテンプレートを制作・編集できる専用のビルダーが便利だと判断しました。作業が容易で、変換のロジックも標準技術で対応できるというシンプルさも評価しました。

主任 島田 奈穂子氏(右)

「スマホでの表示を実際に確認しながらテンプレートを作成できる専用ビルダーは、とても便利だと思いました」(島田氏)

(3) 高いコストパフォーマンス

CMSのバージョンアップにかかる総コストと比べて圧倒的にコストパフォーマンスが高く、ライセンス制なので初期導入コストも抑えられました。

(4) 導入実績が豊富で、CMSのサポートベンダーからも推奨

大手企業における導入実績が豊富で、CMSの導入をサポートしてもらったベンダーからもジーンコードであれば問題はないと、言わば「お墨付き」をもらいました。また、そのことで、駿台予備学校側にも信頼をしてもらえました。

(5) サポート対応が迅速で丁寧

導入検討の段階からサポート対応が迅速かつ丁寧で、スマホ最適化に関するさまざまなアドバイスもしてもらえましたので、安心して使い続けることができると考えました。

— 導入にあたって苦労したことなどはありましたか。

問題になりそうなポイントは、CMSの導入をサポートしてくれたベンダーとシンメトリックが協力して対応してくれたので苦労ということで思い当たることはありません。また、導入前に実際のPCサイトをスマホ用に変換したページを見せてもらえたので、関係者からの不安の声や不満なども出ませんでした。

【導入効果】 低コストで、短期間に、スマホへの最適化を実現できたことが最大の導入効果

— ジーンコードの導入にはどのくらいの期間がかかりましたか。

テンプレートの数が多く、その制作と確認に時間を要しましたが、導入自体はすごくシンプルで手間がかからなかったため、予定通り4ヶ月ほどでリリースできました。

— ジーンコードの導入効果について教えてください。

これまで話をしてきたことの繰り返しになるかもしれませんが、既存の環境に大きな変更を加えることなく、低コストで、短期間に、スマホへの最適化を実現できたことが今回のプロジェクトの目標であり、最大の導入効果だと捉えています。この点については駿台予備学校側においても満足しています。

— 専用ビルダーの使い勝手はいかがですか。

HTMLの基本的な知識があれば、すぐに使いこなせるようになります。最初は1日1つのテンプレートしか作れなかったオペレーターでも、すぐに1日3つぐらいのテンプレートが作れるようになりました。結果的に、既存のオペレーターで対応できたので、オペレーターを増員する必要もありませんでした。

【今後の展開】 残りのコンテンツやマイページなども順次スマホ対応を実施予定

— 今後の拡張予定などがあれば教えてください。

基本的にはまだスマホ対応になっていない階層や入力フォーム、そしてマイページの部分スマホ対応を順次進めていきたいと考えています。また、ほかのウェブサイトでも一部、スマホ対応にジーンコードの利用を検討しています。

それから、変換エンジンを内蔵し、ローカル環境だけでテンプレートの制作・編集が可能なツール(ジーンコードIDE)の提供が開始されたと聞きましたので、導入を検討してみたいと考えています。

— シンメトリックへの期待などあればお聞かせください。

選定理由の際にも話をしましたが、シンメトリックの対応はすばらしく、スマホ対応の方向性も定まっていない段階からアドバイスをもらったり、当社の質問に迅速かつ丁寧に答えてもらい、とても感謝しています。今後も、駿台グループの情報発信をさらに効率化するサービスを提供してもらいたいと思っています。

各種資料ダウンロードはこちら

資料ダウンロード

デモ依頼・お問い合わせはこちら

フォームからお問合わせ