「三越・伊勢丹オンラインストア」は、ECサイトが持つ商品検索フロー・カート・決済などの基本的な機能は当然ですが、様々なお客さまのニーズに合わせた購入方式などもつ大規模なサイトです。このサイトを急激に普及しているスマートデバイスに対しサービスレベルを損なうことなく提供すること。それが、同社の急務でした。
しかし、従来のスクラッチ開発では、システム全体が複雑化し運用負荷が上がってしまいます。かといってこれまで存在していた自動変換ソリューションではデザイン面でのカスタマイズが難しく、自社のブランディング基準を満たすことが困難でした。また、同社が持つ厳しいセキュリティポリシー・運用ポリシーを満たすためには、自社導入という選択が必須でした。
これらのニーズをすべて満たし、シームレスに既存のシステムをマルチデバイスに対応できるソリューションが唯一ジーンコードでした。
完成したモバイルサイトは、変換したとは「思えない」ほどのデザイン性・操作性を兼ね揃えながらも、完全シームレスに変換元であるPCサイトのコンテンツと連動します。一人ひとりのお客さまと向き合う、そしてそれらのお客さまが持つデバイスに対しきちんとサービスを提供できるように、という同社の真っ直ぐな理念と配慮を伺うことができます。
『毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹』から伊勢丹限定・先行商品を中心にファッションからコスメ・食品・リビング・ギフトまで旬な商品を紹介するオンラインショッピングです。
ジーンコードは変換ロジックを内部に持ちますが、デザインレイヤーでは標準のCSSを利用します。また、変換処理はすべてサーバ側で完結するため、クライアント側で実行されるJavaScriptなどと競合することはありません。クライアント側で実行される技術は製品に依存しないため、サイトの独自性やそのブランドを存分に表現することが可能です。
ASPを利用する場合どうしてもサービスの運用責任が二分化されてしまいます。サービスの堅牢性・正確性をもってきちんと運用することで、はじめてユーザとの信頼築くことができます。サービス自体が大きく、また利用するユーザが多くなればなるほど、それはより重要になります。提供するサービスを自社がきちんと自身のタイミングでコントロールできることで、誠実さを直に提供することができます。
ジーンコードはカスタマイズを前提としたサイト変換ツールです。内部では、HTML・CSS・JavaScriptというウェブ業界では標準的な技術を利用します。変換のロジックはお客さま自身に構築していただくため、その運用や機能はメーカーに依存することはありません。また、独自技術を持たないためお客さま自身での運用、または外部の制作会社でも制作・運用が可能です。
同社は「三越・伊勢丹オンラインストア」に限らずウェブというプラットフォームで様々なサービスを提供しています。それぞれが相互に交差するサービスを支えるシステム基盤は必然的に複雑になります。また、こうしたシステムの運用には厳格な運用ポリシーが適応され容易に変更はできず、新しい変化に対応しづらくなります。プロキシという構成を取るジーンコードは、こうしたシステムに大きなインパクトを与えず、さらにはサービスという概念に囚われず、サービスを跨いで適応できる点は、大きなメリットでした。
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